【ドラマ紹介】白夜行

 ある街に少年が住んでいました。その家は質屋を営んでいました。その少年には学校に友達がおり、いつも仲良く遊んでいました。少女の家は貧しく母親と二人で暮らしていました。ある日父親がその少女とどこかに行くのが見えました。なんで父親が少女と一緒に出掛けるのか疑問に思い、あとをつけました。すると廃ビルの奥に入っていきます。なんでこんなところに?と疑問を抱えつつ追いかけます。すると少女は裸にされベッドに横たわっていました。その姿を父親がカメラで撮影していました。少年は、「なにしてんだ。。」と不快感を感じました。その瞬間父親の背後に襲い掛かりました。父親は倒れこみました。息はもうすでにありませんでした。少女はそのことで少年に感謝を感じました。しかし少年は自分の父親を殺してしまったことへの罪悪感に苛まれます。少女は少年に言いました。「父親は私が殺したからあなたは悪くない・・」と。これからはお互い関わらないように過ごそうと約束します。その後警察により捜査されましたが、犯人特定に至らず時間が経過しました。数年後、秘密を共有し、別々の道を歩んでいた二人の生活がまた交差し始めます。

白夜行

感想

 違う道を歩んでいた二人の生活が変わり始めます。少年は少女と再会し、少女のために行動するようになります。例えば少女が嫌いなやつを貶めたりすることを少年がします。警察などはそれが何でそう起こっているのか少年まで繋がりません。そのうち少年は少女のために犯罪を犯すようになります。すべては少女の幸せのため。。しかし最後はどちらも幸せにはなれませんでした。少年は少女の幸せのために少女の要望にすべて答え行動し、少女は自分の望みを叶えてくれる少年の期待に全力で応えようとした。ただそれだけなのになぜかうまくいきませんでした。この少年の落ちていく姿が切なくて仕方ないです。少女の要望を聞くたびに悪い方向へ落ちていく少年。要望のために犯罪にも手を染め結局自分の戸籍すらなくし存在すらしなくなってしまい落ちるとこまで落ちてしまう。少女は少年が自分のわがままを聞いてくれることをいいことに言いたい放題伝えるが、それをすべて叶えてしまう少年。他人に期待されることの苦しさ、存在すらなくしてしまう少年、何もかもほしいものは手に入ったはずなのになにも手に入らなかった。結局子供の頃の自分たちの犯した罪に最後まで苛まれるドラマでした。

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